小学校普通教室へのエアコン設置方針が確定

9月定例月議会初日に、古川市長から、「小学校へのエアコン設置の協議が整いました」と報告されました。
 そして、「議会最終日に実施設計の費用を補正予算として計上する」との報告があり設置の方針が確定しました。
 前市長は、「中学校へのエアコン設置は行うが、小学校へは設置しません」との考えでした。
 日本共産党市会議員団は、地球温暖化も含め、実際に子どもが置かれている様子を各小学校の校長先生や教頭先生の意見も聞きながらエアコンの必要性を訴え続けてきました。
 新市長になって初めての6月議会にも代表質問で取り上げていました。
 古川市長は、「子どもたちの教育環境を今より良くしていきたい、充実していきたいという気持ちはもちろんあります」「将来の財政状況等も勘案しながら検討してまいりたい」と答えました。
 また、新日本婦人の会は、「小学校普通教室へのエアコン設置をしてください」との請願を市議会へ提出し、共産党市会議員団が紹介議員となり他党会派への協力を求めました。
 しかし、6月議会で賛成したのは共産党以外に、さやま維新の会のみで、他の会派は「継続審査」との態度でした。
 その後、大阪狭山市総合教育会議(平成27年8月17日)で小学校へのエアコン問題が話し合われ、すべての教育委員が賛成意見でした。
 「当然、財源の問題は無視できないですが、ぜひ、一刻も早く子どたちが快適な環境の下で学習きるような環境づくりをしていただきたいと思います」との教育委員の発言は、私たちの思いと同じでした。