南海電鉄へ要望書を提出し懇談

2月27日(金)午後5時から、南海電気鉄道株式会社の本社へ出向き懇談しました。

各駅の利用者要望をまとめ、事前に南海電鉄へ提出しておいたもので、当日に回答を頂き懇談となりました。参加したのは、日本共産党大阪狭山市会議員団3名と河内長野市会議員団5名、千早赤坂村村議1名、富田林市議予定候補1名、それに住民の方2名、日本共産党河南地区委員会から1名の合計13名でした。

狭山駅については、①駅の抜本的なクリーニング。②難波方面ホームエレベーター付近へのイス設置(高齢者の強い要望)。③南西側階段前広場のコンクリート路面の凸凹の改修。④ホームへの階段の昇り・降りの表示を階段上からも見えるものに。⑤安全と利便確保のため無人駅の解消。⑥駅トイレへのトイレットペーパー設置。⑦駅ホームへの待合室の設置。⑧その他(落し物ボックス設置、LED照明を、券売機の2台に、車両内の清掃を等々)の要望書を提出していました。

少しだけ前進的な回答と思われるのは、

②のイス設置。この場所は、ハトが糞をしているためハト対策ができれば設置を検討する。しかし、できなければ設置できない。との回答でした。③の路面の凸凹は、応急処置は要望書をもらった時点で危険箇所について簡易舗装を行なうこととしている。しかし、全面回収は、関係部署で調整し検討していくという趣旨の回答でした。検討結果どうなるのか?

あとは、全く希望の持てない回答でした。

①駅クリーニングについては。「南海の駅全体を見て緊急度の高いところから「特別清掃」を行っているが、狭山駅については、何時行うかなどの見通しはマダ持っていない」という状況でした。一緒に参加した市民は、「せめて、汚れの原因を調べて欲しい」との意見を述べていました。④ホームへの階段の昇り・降りの表示については。「方法等をどうするか、今後の課題」と応えましたが、必ず行うとは言いませんでした。⑤の無人化問題は、「全体乗降客が26%減っており、今後もその傾向は変わらないと考えている。経営上のさまざな対策を講じている」とのべ、、無人化もその対策の一つであるとの趣旨の回答でした。⑥トイレットペーパー設置や⑦待合室については、「乗降客2万人以上という考えで設置を勧めている」、とのことでした。狭山駅は6000人を切るようですので、設置は考えていないということになります。その他、券売機を増やす等々についても、「考えていない」という内容です。

狭山駅の「特別清掃」は、今後も粘り強く求めていきたいと思います。無人化問題などは、経営上の方針ということでむつかしい問題ですが、乗降客の安全という面から考え、どういう対策を提案すれば良いか研究していきたいと思います。良い考えがあれば教えてください。

Photo左側の5人が南海電鉄の人たちです。続いて右側3人が大阪狭山、右側の5人が河内長野市の各日本共産党の議員です。