大阪で維新政治を終わらせる! 革新懇主催で学習会

10月17日(土)大阪狭山革新懇話会主催で、「大阪知事選挙の争点と政策」についての学習会を行いました。講師は自治体問題研究所服理事長の藤永のぶよさんでした。各団体から35名が参加しました。

1、橋下維新8年で何のをしてきたか! というテーマから、 「人件費」退職金も含め年間、3.5~11.5%減らし、大阪府職員の基本給は全国最低に。「市町村交付金」府内市町村への補助金や貸付金80億円カット。                               府民生活関連では、                                                                                                       「医療分野」 ・国民保険料含む医療費助成飲み直し。自己負担の増加・所得制限の強化。  ・医療事業への支援金の大幅カット。乳幼児医療補助の所得制限860万円→780万円。   救急医療休日・時間外500円加算。保険医療財団や健康科学センター運営費約3億削減。「教育分野」私学助成削減(授業料軽減助成・幼稚園振興助成・共済事業補助休止又はカット。)                 

こんな話を聞きながら、思い出しました。私学へ通う女子学生が当時の橋下知事と懇談し「私学助成を削減しないでください」との訴えに「公立へ行け!」「気にいらんかったら日本から出て行くしかない」という趣旨の恫喝のような発言をして泣かしたことです。氷のような心、これでも知事かと呆れたことです。 「福祉分野」では、大阪障害者福祉事業団の府職員引き上げて、2009年から運営費廃止。青少年活動財団人員派遣の廃止。運営費補助金の削減。府総合福祉協議会は補助金を1億1千万から3000万円に削減。住宅補助制度廃止。街角デイハウス補助金見直し。経費老人ホーム補助金廃止。「文化・スポーツ」分野では、国際的に注目されていた児童文学館廃止。センチュリー交響楽団補助金カット。等々

その一方で、堺浜に「シャープ」誘致のための補助金10年間で330億円の支出を実行中。「そんな金があるなら、府民の暮らし守るために使うべき」ではと誰もが思いました。

2010年には、WTCビルを85億円も出して購入し、防災拠点になると言って庁舎の一部を移転。ところが、3,11東日本大震災で片側3メートルの揺れが起こり、エレベーターが止まり壁が剥がれるなど、防災拠点などならないことがハッキリし、全くの無駄使いです。二重行政のムダではなくて、橋下氏わがままのムダということです。この話を聞きながら、任期途中での市長選挙を行ったことなどを思い出し、橋下氏わがままのムダとはうまいこと言ってるなあと思いました。維新府政の8年間で借金も1504億円も増え、地方債は6兆円に膨らんでいることもしめされました。「黒字にした」などはどこから出てくるのでしょうか。橋下維新政治はなんとしても退場させたいと思いました。大阪市長選挙には、柳本顕氏が、知事選挙には、栗原貴子氏が立候補を表明し、「大阪維新の会の政治を終わらせる」と「反維新」を明確にしています。 私たちは自主的に支援をし勝利に全力を尽くそうとの思いを強く持つ学習会となりました。12345

 

 

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